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こんにちは、【きの子】です。

京都もすっかり秋模様になりました。

食欲の秋、読書の秋などと言われますが、
秋の楽しみの1つに"紅葉"がありますよね。

京都にはたくさんの紅葉の観光名所があり
全国各地から多くの人が訪れます。

美しい古都の紅葉!色の変化に関する雑学

ところで、葉っぱの色が変わる仕組みについて
気になったことはありませんか?

春や夏には緑色だった葉っぱが秋になると
赤や黄に色づくなんてなんとも不思議ですよね。

実はこの現象には、葉の中の<葉緑体>が関わっているんです。

赤・黄・緑…色彩の変化は”葉緑体”に秘密があった!

聞いたことがある方も多いと思いますが
<葉緑体>とは葉の中で光合成をする物質のことです。

<葉緑体>の中にはいろいろな光合成色素があります。

その中でも、クロロフィルという緑色の物質が
多く含まれているので葉は緑色に見えるというわけです。
ほうれん草などの野菜が緑色をしているのも
このクロロフィルが多いからなんですね。

クロロフィルには植物にとって貴重な
ミネラル分が含まれています。

貴重な栄養分なら、落葉してなくなってしまう前に
できれば回収したいと思いますよね。

そこで植物はクロロフィルを分解して
ミネラル分を回収しようとします。

クロロフィルが分解されると
、 当然葉の緑色も消えていきます。

緑色が分解される⇒元々葉の中に存在していた黄色が見えてくる!

すると、クロロフィルより量の少ない
カロテノイドという黄色い物質の色が
見えてくるようになります。

こうして葉の色が黄に変わるのが
イチョウなどの植物です。

ここからさらにアントシアンという
赤色の物質が作られることで
葉が赤く変色する植物もいます。

モミジなどがこれに当てはまりますね。

モミジの日焼け止め?赤色素アントシアン

アントシアンが作られる理由は
まだはっきりとは解明されていません。

有力な仮説として言われているのが、
太陽の強すぎる光から植物を守る
日よけの役割を果たしている、ということです。

元々は分解される前のクロロフィル
日よけの役割を果たしていたので
その代わりに合成されたとする説ですね。

ちなみにカロテノイドアントシアン
ミネラル分を含んでいないので、
分解を急ぐ必要はないというわけです。

葉っぱの綺麗な色の変化の裏側には
植物の生きる知恵が隠されていたんですね。


Check!

紅葉の黄色=カロテノイド
赤色=アントシアンという色素によって作られていた!
落葉前に葉緑体内のクロロフィルが分解される事で色が変化する


みなさんは今年はもうどこかへ
紅葉を見に行かれたのでしょうか?

見ていないという方もまだ見頃ですので
これからぜひ行ってみてくださいね。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。

ありがとう!

<参考>
嶋田幸久・萱原正嗣(2015)『植物の体の中では何が起こっているのか』ベレ出版


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