みなさんこんにちは🍃スタッフのフーコです☻
今回は過去に行われたプロポーザルで、惜しくも敗れてしまった、京都市動物園への提案をチラ見せ!
化学肥料ではなく、自然のチカラを使って土壌改良し、生態系を活性化🔥🔥🔥
周辺の水鳥たちや昆虫がやってくる環境を整えて、動物のみならず、いろんな生き物と触れ合える動物園を作ろうという提案です✨✨
☝ちなみに、調査資料はなんと70ページになりました!💦
提案内容は
- 京都の森ゾーンのお手入れについて提案
- 魅力を増大させる花についての提案
- 自由提案
で構成されています!論文や学会ページ等を調べて作り上げた力作でした👍👍
それではさっそく見ていきましょう🔍
京都の森ゾーン
私たちの提案が目指していたことは、植物がいきいきと輝ける環境をつくるだけでなく、虫🐞やそれを食べる鳥🐦などの動物にとっても住みたくなる環境を整えることです。
そのために、鍵となる昆虫はみつばちや蝶々など、受粉をするのが得意な昆虫たちだ!と考えました。彼らを呼びこむために「蜜源植物」と呼ばれる蜜を蓄える植物を植える事を提案しました。
「えええ!みつばちって危ないんじゃ・・・?」と思われるかもしれませんが、適切な種類と方法を守れば、蜜蜂は上空を飛ぶため安心です。
町の生態系を活性化するためにマンションでみつばちを飼って、はちみつをとる、なんてプロジェクト等、蜜蜂が活用される事は増えてきているようです。
花の魅力増大
⓵疏水沿いイメージ画像を作ってわかりやすく説明。
春以外は少し寂しい疏水沿いにはヒガンバナやサガギク等を植えて、対岸からも季節感を楽しめるようにする計画でした!
⓶正面玄関
玄関周りは動物園に来た子供たちや写真を撮る人たちが踏み入っても大丈夫なように、ふわふわのスティパなど、強い植物を剪定しました🌸
③その他
今回選定した個性豊かな植物たちのなかでも、紹介したいのがクローバーティント。
西洋風の鮮やかな色を持ったクローバーで、育ちやすい上に一年中美しいのが特徴です。
自由提案
自由提案①ミミズコンポストによる土壌改良!シマミミズは生ごみや落ち葉から栄養を吸収・消化する能力があり、なんとフンの中に含まれる微生物はもとの微生物の8倍!
化学肥料を使わずに、ミミズのチカラを借りて土壌を改善する、エコで節約にもなる提案です!
自由提案②京都の生き物とふれあえる場所をつくる
絶滅危惧種に指定されている生き物など、京都で見られる、守っていくべき生物を調べ、ターゲットを鳥とトンボに絞りました。
・バードバス
鳥たちはほこりや寄生虫を落とすために水浴びが必要です。
そこで、バードバスと呼ばれる、素焼きの鉢に水をはり、野鳥たちを呼び寄せます。
・イグサの鉢
トンボはつかまったり、休んだりする際に草を必要とする性質からイグサの鉢を設置して、呼び寄せます。
まとめ
以上が提案でした!SDGsが叫ばれる昨今、従来とはちがう観点で自然を保護していくことの重要性や、多くの人を巻き込んでいけるような魅力的な提案とはなにかについて、スタッフ総出で向き合ういい機会となりました✨
この経験を生かしてよりよい提案ができるよう一丸となって、腕を磨いてまいります!
ご覧いただきありがとうございました☻
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