
庭園日誌をご覧の皆様、こんにちは!
スタッフの【はやし】です。
植物を育てていると、挿し木をして木や花を増やしたい!というときがありますよね。
でもどうやって、いつやればいいかわからない・・・。
そう思っている方に、挿し木の基本と挿し木をやりやすい時期をご紹介します!
挿し木とは

そもそも挿し木とは、切り取った枝から根を出させて植物をふやすやり方のことをいいます。植物は種から育てると時間がかかりますが、挿し木にすると、その親と同じ性質をもつクローンが早い段階で得られます。
やり方

難しいと言われる挿し木ですが、実はたったの5ステップでできちゃいます!
1. 挿し木にする枝を見定めてカットし、挿し穂(さすための部分)を作る
2. 挿し穂を1~2時間水につける
3. 挿し床にあらかじめ植穴を開けておく
4. 挿し穂を挿し床に挿す
5. 水をあたえ、風通しの良く明るい日陰で管理する
水を与えるタイミングと時間にさえ気を付ければ、意外と簡単にできてしまうんですね。
時期

では、挿し木をするのに適した時期とはいつごろでしょうか。
結論から言うと、挿し穂として使いたい植物の生育期が、挿し木の時期です。
そのほか、梅雨時などは湿度を適度に保てるため、最適といえるでしょう。
*気温が高すぎる時期などは根がでてくるまで挿し穂が持たない可能性が高いのでなるべく避けましょう。
それならば、今度はどのような樹種だとやりやすいかが気になるところです。
簡単に代表的な樹種を挙げてご紹介いたします。
季節ごとの挿し木がやりやすい樹種
春(2~3月):サクラ
夏(6~8月):果樹(ブルーベリー等)・ツバキ
冬(12~1月):バラ
春(2~3月):サクラ
夏(6~8月):果樹(ブルーベリー等)・ツバキ
冬(12~1月):バラ
この中でもバラは特殊で、休眠挿しという方法で挿し木をおこなうことがあるんです。これらの樹種がある一方、ラベンダーやローズマリーなどは根が出にくいことも多く、比較的挿し木がやりにくいと言われています。
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